2009年10月27日 (火)

告知 TED BROWN (テッド・ブラウン)来日

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リー・コニッツ、ウォーン・マーシュと並ぶトリスターノ派の重鎮テナー・サックス奏者、テッド・ブラウンの来日公演が決定しました。

マシュマロレコード企画の、ジーン・ディノヴィ(P)とのカルテットでのツアーですが、ブラウンは一足先に来日し、単独公演も行います。

日程、場所は、10/27(火) 19:30~ 新宿ピットイン です。

共演するメンバーは、僭越ながら我々、平井バンドの面々が務めさせていただきます。

長い間テッド・ブラウンの「Free Wheeling」やクリス・クロスでの諸作、ウォーン・マーシュとの2テナー・グループ、ロニー・ボールの「All About Ronnie」などを愛聴してきましたが、まさか本人と共演できる日がくるとは思いもしませんでした。

プロデューサーの上不三雄さんの情熱と行動力に感謝します。

詳細はまだ決まっていませんが、前半はテッド・ブラウンの1ホーン、途中からは、増田ひろみのアルトとの2管や、橋爪亮督との2テナー、そして1アルト+2テナーの3サックスなどの編成で演奏することになりそうです。

当日はライブ・レコーディングも行われ、テッド・ブラウンのリーダー作としてマシュマロレコードから発売される予定です。

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2009年8月25日 (火)

今後の予定など(6/1修正)

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5/22 平井庸一(G)  矢野伸行(B)  高野ヒロオ(Ts,Fl)  井谷享志(Dr,Perc)

※写真はカフェ・ラティーノ様HPよりお借りしました

5月は僕にしてはライブが多い月でしたが、どのライブもそれぞれ違った面白さがあり、大変でしたが、やりがいがありました。

6月はレコーディング、7月はメンバーのスケジュールが合わなかったため、今のところリーダーでのライブの予定はありませんが、8月以降は9月(9/21)に次のCDのリリースとそれに伴う発売記念ライブ、イベント出演、10月にはテッド・ブラウンとの共演(ライブ&レコーディング)といろいろ予定が入っています。

六本木ファーストステージ ジャムセッション(すべて金曜日)

6/5、12、19、26

7/3、10、17、24、31

8/7、14、21、28

ピアノ、ウッドベース、エレキベース、ギター(gibson es-175が2本)、ドラム、ヴァイブ、などあらゆる楽器が常備されているので、手ぶらで来ても参加できるジャムセッションです。管楽器の方は、マウスピースだけ持ってききても参加できます。

 http://www2.odn.ne.jp/firststage/


●7/25(土) 横浜日の出町 FIRST

西村公貴 NEW QUINTET

西村公貴(Vib)、平井庸一(G)、保坂修平(P)、杉山安伸(B)、金井塚秀洋(Dr)

横浜ジャズプロムナードへの出演も決定した西村バンド。
西村さんの4本マレットのテクニックは必聴、必見です。
ヴァイブにシートをかけてマリンバ的な音をだす独特な奏法も聴けます。

●8/8(土) 関内アドリブ

平井庸一グループ

平井庸一(G)、増田ひろみ(As)、橋爪亮督(Ts)、蛯子健太郎(B)、井谷享志(Dr)

ゲスト : 西村公貴(Vib)

ある時いきなりアドリブのマスターから出演依頼の電話があり、初めて出演させていただくことになりました。普段僕がサイドメンとしてお世話になっているヴァイブの西村さんをゲストに招きます。
トリスターノ・サウンドにヴァイブが入ると、どんな響きになるか楽しみです。

●8/22(土) 水道橋 東京倶楽部

西村公貴 NEW QUINTET

西村公貴(Vib)、平井庸一(G)、保坂修平(P)、杉山安伸(B)、木山正三(Dr)

横浜ジャズプロムナードへの出演も決定した西村バンド。
西村さんの4本マレットのテクニックは必聴、必見です。
ヴァイブにシートをかけてマリンバ的な音をだす独特な奏法も聴けます。

●8/26(水) 新宿ピットイン 昼の部

平井庸一 session with 浅川太平

平井庸一(G)、浅川太平(P)、鉄井孝司(B)、井谷享志(Dr,Perc)

ゲスト : 橋爪亮督(Ts)、増田ひろみ(As)

若手最注目株の凄腕ピアニスト浅川太平さんとの初共演です。
橋爪君のバンドでの彼のプレイを聴いて驚いて以来、一緒にやってみたいと思っていました。
デニー・ザイトリン、クレア・フィッシャー、エルメート・パスコアール、デイブ・マッカイなどの変拍子ナンバーばかりを取り上げるライブです。

今後に向けての新プロジェクトというふうに考えています。

●9/18(金) 国立 NO TRUNKS

平井庸一&Gypsy'09

このところノートランクスではトリスターノ・バンドで出演させていただいていましたが、今回は久々に、ガボール・ザボ・スタイルのGypsy'09での出演です。
このバンドもだんだん軌道に乗りつつあり、面白くなってきました。

平井庸一、日置寿士(G)、高野ヒロオ(Ts,Fl)、カイドーユタカ(El-B)、井谷享志(Dr,Perc)

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2009年7月13日 (月)

2nd CD発売

久々の更新になってしまいすいません。

6月後半に自宅でネットができるようになったのですが、いざ開通してみると、いつでも見られるからという思いからか、かえってネットをやらなくなってしまっていました(自分のブログも久しぶりに見ます)。

あとやはり自宅にいるとついついギターをさわってばかりなので、パソコンを立ち上げるのが面倒くさくなってしまうのも理由のひとつかもしれません。

さて、先日9/21(月)発売の、2nd CDの選曲、マスタリングが終了しました。
前作「Lennie's Pennies」は収録曲8曲と少なめでしたが、新作は全11曲入りと時間も長くなっています。

トリスターノ系のリフ曲だけでなく、増田ひろみ、橋爪亮督、それぞれのワンホーンによるスタンダード・ナンバーも収録するなど、前作よりもさらに聴きごたえと聴きやすさが増した出来になっています。

僕自身の演奏に関して言うと、ミディアムテンポでの16分音符、急速テンポでの8分音符、アルト、テナー、ギターのトリオによる曲でのハーモナイズド・ベースラインを用いたコードワーク等、ギター・プレイのバリエーションを出せたと思います。

アルバム・タイトルは収録曲からとって、「Marionette(マリオネット)になる予定です。


まさか2年連続でCDを出すことになるとは思いませんでしたが(8年でやっと1枚でしたし)、バンドがいま上り調子にあることと、前回都合で参加できなかったピアノの都築猛を加えたフルメンバーでの作品を作っておくべきだという上不三雄さんのプロデューサーとしての判断は正しかったと思います。


発売記念ライブは、まだ日程は決まっていませんが、ディスクユニオン新宿ジャズ館をはじめ、新宿ピットイン、国立ノートランクスなど数箇所で行う予定ですので、決定次第報告いたします。

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2009年6月19日 (金)

ビリー・バウアー以降のトリスターノ派ギタリスト

トリスターノ派のギタリストはなんといってもビリー・バウアーが有名ですが、今回はバウアー以降に登場したトリスターノ派ギタリストを何人か紹介します。

トリスターノの弟子に師事、共演したことがあるという、あくまでトリスターノ派直系の人に限っています。

●デイブ・クリフ Dave Cliff (1949~)

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●デレク・フィリップス Derek Phillips




●ピーター・プリスコ Peter Prisco (1947~)

チャック・ウェインにギターを習った後、トリスターノの直弟子、サル・モスカ(P /2007年没)に師事。

“さよならバードランド”等の著書で知られるビル・クロウ(B)、タル・ファーロウのトリオで活躍したヴィニー・バーク(B)等とのデュオの他、自己のトリオでも活動。

ニューヨークを中心にギター教師としても長年活動し続けているそうです。

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アルバム「It's About Time」(Zinnia :サル・モスカ及びその弟子達の作品をリリースするレーベル) はベースとのデュオと、ギター・トリオの二つのセットで構成されています。

●アンディ・ファイト Andy Fite (1959?~)

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2009年6月17日 (水)

知られざるトリスターノ派ギタリスト ドン・オーヴァーバーグ

ドン・オーヴァーバーグ(正しいつづりは Don Overberg だが初期には“Overburg”とスペルが勘違いされていた)、といっても誰だそれは?と言う方がほとんどだと思いますが、彼の決して多くない参加作品の一つ、ハービー・ハーパー(Tb)の「ファイブ・ブラザーズ」('55)の国内版CDが最近発売されたこともあり、今回は彼のことを書きたいと思います。

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オーヴァーバーグの正確な生年月日は不明でしたが、90年代に66歳で亡くなっています(亡くなった日も不明)。

50年代半ばから、ウエスト・コーストのジャズ・シーンで活動を始め、先述したハービー・ハーパーのアルバムや、バディ・コレット(Reeds)もメンバーだった、ハリー・ババシン(Cello, Bass)の“ジャズ・ピッカーズ”のアルバム('57)等に参加します。

ババシンのアルバムはまだ未聴ですが、ハーパーのアルバムでは、正確なフィンガリングとピッキングによる、シングルノート中心のテクニカルなプレイを聴かせています。

同様にシングルノート中心のデニス・バディマーのようなミステリアスで緊張感あるプレイというよりは、屈折したところのない、ある種の爽やかさを感じさせるスタイルといえます。

しかしその後西海岸のジャズ・シーン自体が下火になってきたため、オーヴァーバーグは仕事を求めてラスベガスに移住し、ショー・バンドのギタリストとして活動します(この時期、同世代の西海岸のジャズ・ギタリスト、ハワード・ロバーツや、デニス・バディマーはスタジオ・ミュージシャンの道へ進んだ)。

ラスベガスでは、フランク・シナトラ、エルヴィス・プレスリー、ダイアナ・ロス等、数多くのスター歌手のバックを務め、ジュリー・ロンドン(Vo)のバンドでは音楽監督も担当するなど、ベガスの大物ミュージシャンとして活躍していましたが、1989年のミュージシャンによるストライキがきっかけで、多くの会場が生バンドのかわりに録音されたテープを使うようになってしまって以降は、昼は学校や個人レッスンで音楽を教え、夜はストリップ劇場のバンドで長い間演奏して生活していたそうです。

ラスベガス時代のオーヴァーバーグが参加した興味深いアルバムにトリスターノ派のテナー奏者、ウォーン・マーシュの「Live in Las Vegas , 1962 」があります。

このアルバム(CD)は2000年に突然リリースされました。発売元は“Naked City”という妖しさ満点のレーベル(しかもメキシコ盤)ですが、米アマゾンや、allmusic.comでも紹介されているので、一応海賊版ではないようです。
ただ音質は相当に悪いのでマニア以外にはおすすめできません。

ここでオーヴァーバーグはテクニシャンらしくトリスターノ作の“317 East 32nd”、コニッツの“Subconscious-Lee”、“Kary's Trance”等のリフ・チューンを難なくマーシュとユニゾンし、アドリブに入っても、トリスターノ派的アプローチを充分に理解したテクニカルかつクールなプレイをしています。

長年オーヴァーバーグがなぜこんなにもトリスターノ、マーシュの音楽になじんでいるのか謎だったのですが、最近マシュマロレコードの上不三雄さんに伺った話で理由がわかりました。

50年代半ばにウォーン・マーシュは同じトリスターノ門下のテッド・ブラウン(Ts)、ロニー・ボール(P)と2テナーのクインテットを結成し西海岸をベースに活動していましたが(ボールは当時レギュラーを務めていたJ.J.ジョンソン&カイ・ウィンディングのクインテットをやめてまで参加した)、なんと結成初期にはオーヴァーバーグのギターも加えたセクステットだったのだそうです。
マーシュは、コニッツ、ビリー・バウアー等と組んでいた初期のトリスターノ・セクステットをイメージしていたのでしょうか。

オーヴァーバーグは、このバンドで活動していた時期に、トリスターノ系のチューンをマーシュ、ブラウン、ボール等から教わり、ライブで共演する中でそのエッセンスを吸収していったのだと思われます。

もしオーヴァーバーグが早々とラスベガスに移住せず、もう少しマーシュのバンドに留まっていれば、マーシュ、ブラウンのクインテットによる、「Jazz of Two Cities / Warne Marsh」、「Free Wheeling / Ted Brown」(共に1956年録音)にも参加していたのでしょうか?

もし参加していれば、ビリー・バウアーに次ぐトリスターノ派ジャズ・ギタリストとして名を残したのでは…などと想像してしまいます。

オーヴァーバーグはジャズ(およびジャズ・ギター)の歴史の中で語られることは今後もほとんどないでしょうが、こういうギタリストがいたのだ、ということを憶えておきたいと思います。

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2009年6月10日 (水)

おすすめギタリスト  ルネ・トーマ (6/15加筆)

今回おすすめするギタリストはヨーロッパを代表するジャズ・ギタリスト、ルネ・トーマ(Rene Thomas) です。

ベルギー出身のトーマは母国で40年代からジャズ・ギタリストとして活動をはじめ、50年代にフランスに渡り、同じくベルギー出身のボビー・ジャスパー(Ts/Fl)等とパリで活動、50年代後半にはカナダのモントリオールに移住し、カナダのみならず、アメリカでも活躍します。

ニューヨークのジャズ・シーンでもトーマのギターは注目されたようで、秋吉敏子(P)の「International Jazz Sextet(ボビー・ジャスパー、ナット・アダレイも参加)」、ソニー・ロリンズの「Big Brass」等のアルバムに参加する他(この時期ロリンズに「どのアメリカ人ギタリストより良い」と言わしめた)、1960年には、自身にとっての代表作といえるリーダーアルバム、「Guitar Groove」を吹き込みます。

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1963年にはヨーロッパに戻り、ボビー・ジャスパーとのクインテットやエディ・ルイス(Org)、ケニー・クラーク(Dr)とのトリオで活動、様々な大物アーティストとも多数共演しますが、1975年に47歳の若さで心臓発作によりこの世を去っています。

トーマのプレイの特徴はジミー・レイニーに強く影響された正確なピッキングによるクールなフレージングと、アメリカのハード・バップ・シーンに感化されたであろうグルーブ感の絶妙なバランスにあると思います。

ジミー・レイニーにハード・バップ・テイストが加わった感じ(?)とでも言えばいいでしょうか。

未発表のライブ録音を集めたCD「Guitar genius vol.2」でジミー・レイニーの“Motion”という曲を演奏しているのですが、トーマはテーマの後にまず原曲(スタン・ゲッツとの共演盤)でレイニーが弾いたソロを完コピで弾き、それから自分のアドリブをとっています。それを聴くとレイニーのスタイルを徹底的に研究したことがうかがえます。

トーマのアルバムで最もおすすめなのはもちろん上記の「Guitar Groove」ですが、他にもすばらしい演奏が聴けるアルバムが現在はCDで多数入手可能です。

まずは帰欧してから盟友ボビー・ジャスパーと組んで録音した「Thomas-Jasper quintet」('61)、ジャスパー等とともにチェット・ベイカー(Tp)と共演した「Chet is back!」('62)はバップ・ナンバーやスタンダードが多数演奏されており、楽しく聴けるアルバムです。

トーマの、ギター側のトーン・コントロールを絞らないブライトでアタックの強い音色(グラント・グリーンの音色に似たところもある)はオルガンに良く合うため、オルガン奏者のサイドマンとしての録音もいくつかあります。

パリで活動していたアメリカ人オルガン奏者、ルー・ベネットの「enfin!」('63)では、コルトレーンの“moment's notice”オーネット・コールマンの“Jane”なども演奏しています。
特に“monent's~”のギターソロは必聴です。
トーマのリーダー作「meeting Mr Thomas」('63)でもベネットと共演しています。

最近CD化された、ドイツ人オルガン奏者イングリッド・ホフマンの「Hoffman's hammond tales」('63)は全体的にポップな作品ですが、トーマのギターは絶好調です。

しかしトーマとオルガン奏者の共演といえばやはりフランスのエディ・ルイスとの作品が一番聴き応えがあるでしょう。

ルイス、トーマ、ケニー・クラーク(Ds)による「Eddy Louiss trio」('70)ではエヴァンス=マイルスの“Nardis”、ホレス・シルヴァーの“No Smoking”も取り上げています。

この時期あたりからトーマはモード・ジャズ的なアプローチを自己のプレイに取り入れ始め、ソロにメカニックな要素が増えていきます。

エディ・ルイスとはスタン・ゲッツ(Ts)のサポートも行っており、ライブ・アルバム「Dynasty」('71)でその演奏が聴けます。

70年代以降のトーマは、ギターでコルトレーン以降の、モード・スタイルのサックス・プレイヤーのようなプレイを目指していたらしく、ギターの音をアンプで軽く歪ませたり、コンプレッサーをかけて音を伸ばしたりといったアプローチを試みています。

死後に発表された最晩年のライブ、「hommage a...Rene Thomas」では、アップテンポのモーダルな自作曲、ジョージ・ケイブルス(P)作曲の“(Lord)Jesus think of me”(スティーブ・グロスマン(Ts)も取り上げた)等の意欲的なナンバーを演奏しており、トーマが最後まで音楽的に前進し続けていたことがこの作品からも解ります。

最近はYOUTUBEでもトーマの映像を観ることができますので、ぜひご覧になってみてください。

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2009年6月 5日 (金)

レコーディング

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Studio2

撮影 井谷享志(井谷氏のHPより)

6/3、4の二日間に渡って次のアルバムのレコーディングを行いました。

前回はスケジュールの都合で参加できなかったピアノの都築猛も加わり、やっとバンド本来の姿を記録することができました。
メンバー各人が、ともに現時点でのベストプレイを出すことができたと思います。

発売は1stアルバムと同様マシュマロレコードから、発売日は 9/21(月)の予定です。

プロデューサーの上不三雄さんの言葉を借りると、「前作の1.6倍いい演奏」になっていますので、ご期待ください。

発売記念ライブの予定はまだこれからですが、10/11(日)に上不さんのご推薦により横浜ジャズプロムナードに出演させていただくことが決定しました。
時間は朝11:00から、場所は赤レンガ倉庫です。

プロムナードにはその前日、10/10(土)にヴァイブの西村公貴さんのバンドでも演奏します。場所は日の出町の FIRST 、時間はPM 3:00からです。
この日の西村バンドは、テナーの橋爪亮督を加えたスペシャル編成です。

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2009年6月 1日 (月)

ミュージック・ペンクラブのページで

ミュージック・ペンクラブ・ジャパンのホームページ内の“レビュー”のコーナーで、原田和典さんが先日の東京TUCでのライブのレビューを書いて下さっていますので、ぜひご覧ください。

http://www.musicpenclub.com/review-200906.html










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2009年5月29日 (金)

おすすめギタリスト  デニス・バディマー(6/8加筆)

このブログを始めてそろそろ半年近くになりますが、記事がある程度溜まらないと検索に引っかからないらしいので、好きなギタリストについて書いていこうと思います。

というわけで今回は“デニス・バディマーを紹介します。

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デニス・バディマー
は50年代後半にチコ・ハミルトンのグループで注目され(同時期にエリック・ドルフィーもメンバーだった)、その後はウェスト・コーストを中心に、ジャズ・ギタリスト、スタジオ・ミュージシャンとして活躍した人です。

現在も現役のスタジオ・ミュージシャンとして多忙な日々をおくっているようです。

60年代に、西海岸の“リベレーション・レコード(ウォーン・マーシュやクレア・フィッシャーのアルバムを多数リリースしているトリスターノ系(?)レーベル)”から4枚リーダー作を発表しています。

その中でも、ギター・トリオ編成(半分はゲーリー・ピーコックがベースを担当)による「SPRUNG FREE !」 「A SECOND COMING」 は、非常にトリスターノ色が強いです。

ほとんどコードを弾かず、鋭く重たい音色で、複雑かつ無機質なラインを強いピッキングでバキバキと弾いていくスタイルは、聴き手に緊張感を強いるものですから好き嫌いがはっきり分かれるでしょうが、好きな人にはたまらないものがあります。

デニス・バディマーは、高柳昌行の4ビート・ジャズ演奏(銀巴里セッション、クール・ジョジョ、プロフィール・オブ・JOJO等)が好きな人にはかなり推薦できます。

高柳さんの弟子でもあった、西荻コニッツのマスター(数年前に亡くなられた)にバディマーのレコードを聴かせたところとても気に入り、しばらくそのレコードを貸していました。

リーダー作以外だと、バド・シャンク(As)の「NEW GROOVE」(Pacific Jazz)、マイク・メルヴォイン(メルヴォワン)(P)との「CONCOURS」(TRIO)などでのプレイが印象的でした。

70年代のミルト・ジャクソン(Vib)のアルバムにも何枚か参加しているようです。
その内の一枚、「Feelings」を購入しましたが、バッキングのみのスタジオ・ミュージシャンとしての参加でした。

バディマーはあまり知名度はありませんが、僕はかなり影響を受けたギタリストです。

アメリカの“Classic Jazz Guitar”という素晴らしいサイトで、バディマーのサンプル音源が聴けるので(最近のインタビューも読める)、興味をお持ちになられた方は是非一度聴いてみて下さい。

http://www.classicjazzguitar.com/artists/artists_page.jsp?artist=50

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2009年5月28日 (木)

最近気に入っているギター

「今後の予定」の記事の写真で持っているギターは最近気に入ってよく使っているHistoryのセミアコです。

Historyとは島村楽器が直営店で販売している自社ブランドです。
製造はアイバニーズやかつてのフェンダー・ジャパンを手がけたフジゲン(富士弦楽器)が行っているので作りは非常に良いです。

以前からリハーサルで使える小ぶりなセミアコを探していたのですが、なかなか出物がありませんでした。

求めているようなギターは見つからなさそうなので、中古のフェンダー・ジャパンのストラトでも買おうかと思いお茶の水の中古屋に行ったところ、このギターが売られていました。

Gibson ES-335 に比べ二回り程ボディが小さく、センターブロックがリア・ピックアップの下あたりまでしか入っていないので、軽く、持ち運びが便利です。
しかもHistoryブランドは全然人気がないので(笑)、値段も約5万円と大変安値でした。
同じ仕様でも Ibanez(アイバニーズ)ブランドだと倍以上の値段がつきます。

当初は、あくまでこのギターはリハ用、サブの楽器のつもりでした。
しかし…

フレット調整のため(購入時はフレット状態が悪かった)、いきつけのリペア工房「シャーウッドギター」にこの楽器を持っていった時に、シャーウッドの太田さんに、“Les Trem”というギブソン・タイプのブリッジに簡単に取り付けられる新開発のアーム・ユニットを見せられました(ビグスビーを改良したもの)。

僕も何度かフェンダー系のアーム・ユニット付きのギターを所有していたことはありますが、アームはほとんどといって良い位使いませんでした。

しかしビグスビー系のLes Tremはヴィブラートの滑らかなかかり具合が気持ちよく、すっかり気に入ってしまい、自分のセミアコにもこのユニットを付けてもらうことにしました(値段もやすかったし)。

このアームを付けたことで、ビヨヨ~ンとした非常に馬鹿馬鹿しい音(良い意味で)が出るようになり、以来このギターはすっかりお気に入りの一本になってしまいました。

先日のポコタンでのガボール・ザボ・バンド(Gypsy'09)のライブでは、ディアルモンド付きのフォークギターと、このセミアコを、曲によって持ち替えて使いました。
以前は、ライブの時は一本のギターだけを弾くべきだと思っていましたが、いざ2本使ってみると、ライブ中の持ち替えは結構楽しいものでした。

アーミングが使えるようになったことで、バンドにムード・ミュージック、サーフ・インスト的テイストが加わり、サウンドの可能性が広がりました。

今後もGypsy'09ではこの2本の組み合わせで、いくことになりそうです。

来週のトリスターノ・バンドのレコーディングでも何曲かこのセミアコを使ってみようかなと考えています。

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